COLORS~Blue~
わかってる。
最初から、わかってた…。


透子さんは、もう鷹梨さんのもので。
もう、他の。
誰のものにもならない…。

ふたりで会うのも当たり前だし。
外泊だって。
大人のふたりには、あり得ること…。

でも。


「────────」


そう思うだけで。


「霧島…?」


俺は今にも、発狂しそうだった。

違う。
あり得ない、思っているのに。

ただ。
考えてしまう……。

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