COLORS~Blue~
シュンシュンと、心地よい、お湯の沸く音が響く中。


“─────────”


俺はすっかり、目を奪われていた。

茶道のたしなみはあるだろう、思ってはいたけど。

想像してた以上の、身のこなし。

こんなに所作が、ひとつひとつ綺麗な人を見たのは、


『初めて』


言っていいのかもしれない。


祖父や父について、色んな人をたくさん見てきたけど。
ほんとに、見た目通り。
完璧な人だと思った。

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