COLORS~Blue~
「奥さんって…」


そんな忽那とのやり取りを思い出して。
稽古の後片付けをしながら、思わず苦笑してしまう。


けど。
端から見れば、恋をしてるように見えるのかもしれない。

あれから、確かに透子さんのことを考えてはいるし。

俺と透子さん。
なにげに、二人、並んでるところを想像してみる。

でも。


「…………………」


大人の彼女と、子供の俺。


「プッ…」


思わず吹き出してしまう程、やっぱりアンバランスで。

俺と彼女の歳が逆だったら、まぁ、まだ、あり得たかもしれないけど…。

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