BLACK DOBER --君だけに--


「…え?すごい!海だ!海ー!」


まだ季節は早く寒いので景色を眺めるだけだが、行きたいと思っていたところに来れてテンションが上がっていた。



「そんなに嬉しいか」



「そりゃあね。海に来れたらいいなぁなんて思ってたらほんとに来たんだもん。」



そこら辺にあった流木に腰かけて夜の色に溶けそうな水平線をながめていると、隣に天翔が座ってくる。


「なぁ、オレの女になんねぇ?」





ん?



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