水色ガールフレンド

でもそんなことで付き合ってるなんて勘違い、単純な奴等。

なんて思ったけどそう言われることに少し嬉しく思っている自分に気がついて

“さっちゃんは単純でドジだね”

昨日の雨音に言われたことを思い出した。

「付き合ってねぇ―よ、友達になったの」

それだけ言って席につくと、机にうつ伏せになった俺に何も話す気がないことを悟ったのか

「なんで砦なんだよ」

「俺も雨音さんと仲良くなりてぇ―」

などと口々に言って各自席へ戻って行った。



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