水色ガールフレンド

「でもさ、砦の友達ってことは当然俺も仲良くしなきゃだよな」

「はあ!?なん「つ―ことで柚と一緒に後で紹介よろしく」

俺の言葉を遮って肩を軽く叩くとちょうど担任が来て樹は前を向いた。


俺は誰にも聞こえないように心の中で溜め息をつくともう一度窓際の雨音の席を見た。

今日もまた、雨が降ってる。



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