保険彼女と日向くんの甘々同居生活
「お待たせ致しました」
数分後、料理が運ばれてきた。
いい香りが漂ってきて目の前のごちそうに胸が踊る。
「食べるか」
その日向君の言葉を聞き、ごちそうを平らげていく。
あまりの美味しさに思わず頬が緩む。
そんな私を見た日向君が笑ってきたけど、そんなことも気にならないくらいに美味しかった。
「ご馳走様でした」
もう、しあわせ…。
久しぶりに
こんな美味しい料理食べた気がする。
というか外食自体が久しぶりなんだ。
だって先輩と外食したことなんかないし。
私がしたいと言ってもしてくれなかったし。
その理由は今ならわかるけど。
「そろそろ行くか?」
「あ、はい」
席を立ち日向君の後ろをついていく。
もうすでに会計をしている日向君の横に立ち、表示されている数字を見てみる。
見てみる、見てみた…いや、見たよ。見たよ。
ーーーーー!?
いやいやいやいやおかしいおかしい。
二人分の食事代でこの金額!?
桁が多い!一つ多い!
日向君はさらっと会計済ましてるけど、おかしいって。
ん?高級レストランでは当たり前なの?
そうなの?