【完】ワイルドなトイプードル系男子が可愛すぎます。
「え……何?」
「いつもの清良君じゃない……なんだか着ているものが、ひとつひとつ綺麗」
「今までの俺ってそんなに汚かった!?いや、服とかはさ、実家にあった服と交換したんだ。旅の中で来てたのは何回も着まわしてぼろぼろだったし、さすがに着ていくのもどうかなあと思って……」
「超違和感ある!かろうじて髪型は変わらないから清良君だと判断出来ているけど!」
私は背伸びをして、ふわふわの清良君の頭を撫でた。
「うん!私の好きな清良君だ」
「トイプードルみたいな俺の方がいい?」
「まあ……そうじゃない、頼りになる格好いいのも好き……だけど」
「彩音さん……」
「何?」
清良君はそう言って脱力したように「はあ」と息を吐いて、その場にしゃがみこんだ。