魔法と紡いだアオハル
懐かしい思い出
「泣かないで」

優しく包み込まれ、私は腕の中
さっきまでの悲しみより
その居心地の良さに安心する

「誕生日プレゼント」

小さな手から出てきたのは青い石

「宝石みたいに綺麗」

太陽にかざすと、さらに輝きを増した。
「ありがとう。大切にするね」
「えへへっ」

君のその照れた顔はとても可愛くて
その日、寝るまで
ずっと繋いでくれた手は暖かくて



幼い私がその時

幼馴染として、

友達として

“大好き”

な感情は


薄れることなく、深くなっていったんだ。



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