君と恋する放課後





バクバクしながらチラッと隣を覗き見ると、
先輩はうつ伏せて寝てしまっていた。

先輩の寝顔かわいい、、、

なんてつい見惚れていると、
本を持っていた私の左の小指に
うつ伏せで寝ている先輩の左の小指がかすかに触れていた。



それに気づいた私は、手を動かすことができなかった。



ああ、もうどうしよう。
私この人のことすごく好きだ。

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