桜の舞う世界
殺ったか?
一瞬そう思ったが
次の瞬間視界が反転した
「俺は空狐だ、神通力が使えるのをお忘れなく」
男の声が聞こえた
それも真上から
男が言葉を発して数秒間
頭の中で整理をした
下には床
上には空狐
そして空狐の後ろには天井らしき壁
横には程よい筋肉がある腕
「私の術が、効かなかった、だと?」
この状況よりその事がショックだった
「お前は霊力が強いそれも巫女だ」
「だが、妖狐のトップには勝てないよ」