暴走族に恋をする。
「……あれ、俺向こうにいろって言わなかったっけ。」
………バレた。怖い。なんか怒ってる。
「なに、幸人の彼女?」
「か、快斗…あいつ私の顔知ってる…」
私がそういうと
「テメーには関係ねーよ。」
快斗は後ろに振り返り中村龍一にそういって、ゆっきーさんの肩を押した。
で、私も歩くために後ろを振り返るとそこにはオチケンさんがいたから
「バカ。」
と小さく小さく怒っておいた。
「さっきのところでいい?」
「あ、うん…大丈夫です。」
……でも、とりあえずこの背の高いゆっきーさんに助けられたかな。
「で、なに?意味わかんないんだけど。」
「オチケンも黙ってついてこい。」
……快斗は大丈夫かな…