*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*




「……ッ」

これが芝居ならなかなかのタマだ。

だが、たまたま駅で会った夜にたまたま拉致られるなんて話あるのか!?出来すぎじゃないのか!?

それとも、本当にただの偶然だって言うのか!?

「その話信じる証拠はッ……!?」

「自分いい加減にせーや!ホンマ警察呼ぶで!」

ウンザリした顔の茜。
これじゃ埒があかない。

「これ見ても"ちゃんと家に送った"って言えんのか!?」

茜にあのメールの画像を見せた。千歳がロープで縛られた画像だ。

「………………なッ…何やこれ嘘やろ」

「どうだ!?これでもホントに家まで送ったって言い張るんか!?千歳が家ン中入ってくの見たか!?」

オレが迫ると、さっきまでベラベラ煩かった茜がようやく黙った。
< 314 / 578 >

この作品をシェア

pagetop