*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*
「か、帰るって!?」
「え?……あ、たぶん……………。千歳?」
気づいたら立ち上がっていた。
「私も帰る」
「………………はい?」
「具合悪くなったから早退するって先生に伝えて」
「は?……ちょっどうしちゃったの!?」
机に掛けてあったバックをむしり取って教室を出た。
さっちは漫画みたいにポカンと口を開けて固まってるけど、今の気持ちを説明する余裕はない。
「ごめんッ!あとでッ!」
「……ち、ちとせぇぇ!?」
自分が"どうしちゃった"のか、私が知りたい!
見えない力に身体が突き動かされている。
竜憧くんに会いたいって気持ちに。