14歳〜白くも黒くもなれるギリギリの年齢〜

いつもの毎日

林間学校が終わり、1日代休を挟んでからいつもの授業の毎日に戻った。


ただ私は林間で体調を崩したみたいで、風邪をひいてしまい代休の次の日、学校を休んでしまった。


体調も良くなって、お風呂を出て、ケータイを確認すると、メッセージの通知が来ていた。

七瀬からのメールが1件と、ゆっきーとみりあと、


‥そして健ちゃんからのメッセージが1件ずつ入っていた。


心配してくれる友達がいることに嬉しくなって、急いで、1人ずつに「大丈夫だよー！」と返事をした。



‥健ちゃんのだけには、絵文字を使ったのを覚えている。


その時は、健ちゃんの方からくるなんて珍しいから、と自分に言い聞かせてた。


でも、今思うと、きっとその時すでに、私の中で健ちゃんは『特別』になっていたんだと思う。


返信をして、ケータイを置くと、すぐに着信音が鳴った。


ほんの少し期待しながら見ると、


みりあから「今電話しても大丈夫？体調まだ悪かったら無理しなくていいよ！」とメッセージがきていた。


みりあに失礼だけど、なんとなく残念な気分になりながら、

「もう元気だから大丈夫だよ〜！」と送信した。


すると、すぐにみりあから着信がきた。
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