14歳〜白くも黒くもなれるギリギリの年齢〜
みんな考えることは一緒で、こんな状況なのに‥?というような戸惑った顔をしていた。



誰もなにも言わないので、


「‥七瀬ありがとう!ちゃんとつけるね!」と私は返事をした。




‥帰りのバスの空気は正直言って最悪だった。



でも私は、6人の関係よりも、健ちゃんが私のことをどう思っているのか、が気になってしょうがなかった。



朝から一言も喋ってないし、目があったのに逸らされたような気がしたからだ。



気のせいだと思いたいけど、なんとなく健ちゃんからしゃべりかけるなオーラが出ているような気がして、

私なんかしたのかな、と気が気じゃなかった。




学校にバスが到着して、みんないろんな感情を抱えたまま、林間学校は終了した。
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