それでも太陽は赤く染まる!第1回「新学期!」
服部等(ひとし)は人付き合いが苦手だ。
金魚等のえら呼吸する生き物を飼うぐらいの趣味しかなく、1年三学期の期末試験も最悪で、ヒステリックな母親にポストの底に隠していた成績順位が書かれたプリントが見つかり、大喧嘩になってしまって、その日はまる1日、屋上で家出するように身体をまるめるように震え泣いて新学期までインフルエンザの風邪をひくことに・・・。

ヒステリックだけど家事はめんどくさがりの専業主婦の母親絹代(きぬよ)、出しゃばりでおせっかいな理容師(床屋)の父親邦久(くにひさ)、皮肉だけど弟想いな所がある、持病のてんかん発作持ちの姉美帆(みほ)、個性的な家族の中で育った内気な少年等(ひとし)は今年中学2年生です。クラス替えやいろんな不安を抱えながら家から近いとなりの東(ひがし)中学へしぶしぶ歩くひとしと対象に咲き誇る桜の花びらはのどかです。

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