野球少年が恋をした【短】




「ほらっ!


優志見ろ!」





そう言って広大はスタンドに目を向けた。




オレもつられて視線を向けた。







「…えっ…?」




オレは思わずつぶやいた。










視線の先には、あやちゃんがいた。




普段は結んでいる髪を下ろして、オレたちの方を見ていた。







「オレが、あやちゃんに頼んだんだ。


たけが頑張るから、きっと見てほしいと思ってるからって。」





そう言って広大がオレの肩をつかんだ。




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