ヤミガラスの災い
俺「なぁ、これ嘘だよな?」

そういうと

母は

「ほんとなんじゃない?」と笑って見てた

俺「笑い事じゃないよ これ また新たなことが分かったんだよ」

「どういうことかしら?」

俺「俺が事件で捕まってたの知ってるでしょ?」

「そりゃー私の子供だもん」

俺「じゃあその時に出たことは?話」

「確か…カラス…えっ!」

俺「そう カラス」

「でーことは…まだ、事件は」

終わってない…

いや始まったばかりだろうな

俺は気になったので

刑事に連絡とることにした
テュルルテュルル…カチャ
刑事「はい?」

俺「すいません!いきなり」

刑事「いいですけど何かあったんですか?」

俺「ニュース見たんですよ そこには食いちぎられた遺体あったと」

刑事「あれですね!でもあれが何かおかしいんですか?」

俺「犯人が子供だとしたらこの事件は矛盾があるのです」

刑事「えっ…どうして?」

刑事「子供たちが事件起こした動機は?カラスと親である先生の殺害だろ?…あっ」

俺「そう…生きてるカラスを使うのは子供ならためらうはずです! なぜならカラスが大切だったから そしてそれを育ててた人にも言われてたんでしょ?(七つの子)を」
俺「七つの子というのはもうひとつ意味があるんです 街の中で流れる音楽ということです」
刑事「あっ!………なるほど!あの歌は夕方に犯行するという合図の歌だった つまりカラスを使うというわけではなくカラスになったのか 闇にまぎれて」

もうひとつ

俺「今日の事件の犯人は恐らく…大人の人ですね」


刑事「つまり、二次事件を起こしてるというわけか」

俺「ああ」

犯人は一人増えたんだ そうなったら

止める方法一つしかない。警察以外の俺が
謎を解く。
俺「事件の情報貰えませんか?それでなんとか考えて次の被害者を守って見せます」

俺に出来るのはこれくらいしかない…
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