天満堂へようこそ
「母よ、今戻った」

「あなたは連絡もなしに...
その様子だと元気そうですね。
人間界の方はどうですか?」

「問題ない。
が、材料を運ぶものが今居なくて困ってはいる」

「私が止めたのです。
あなたが中々帰ってこないから」

「やぱりな。
まぁいい、今回はもう材料は集めたから問題はない」

「いつまでも人間界にいないで帰ってきたらどうかしら?
あなたもそろそろ...」「必要ない!」


「姫としての何だかんだしろってことは聞きあきた。
まだまだ健在な母がすればよいと思っている」

「頭の片隅にでも置いておいてくれるといいのだけれど?」

「ではそうしよう。
今日は城に滞在する。
これはムーンと言う」

「力を...与えましたね?」

「まぁな」

「いいでしょう。
大図書館の方に一つへ屋を用意しました。
自分の部屋には帰らないでしょう?
ムーンも一緒にそこで休むといいでしょう」

「あの、有難うございます」
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