ろ う そ く


「おまえはそんな格好して…
高校行きたくないんか!!!」


私たちが入った瞬間、おじいちゃんのベットの隣の人の怒鳴り声が聞こえた。


何があったんやろう…。



お母さんはあまり気にしてないみたいで、おじいちゃんと話してる。



一方、子どもの私は、隣の人が何故怒ってるのかが気になっていた。



-シャーッ-



私が盗み聞きをしようとしてると、中からカーテンが開いた。




ドキッ。



私の心臓は大きく飛び跳ねた。



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