ろ う そ く
それに比べて私のは…チューリップを書いたつもりが“人食い花”みたいになってしまった。
それでもなんとか頑張って、仕上げる事ができた。
「できたーっ!!」
「うわ、何それ?」
「チューリップ。」
私が言うと、神菜は笑いのツボにハマった。
「アハハハハ…チュ、チューリップ?…ハハハ」
「うるさいわ!!!笑」
「アハハハ…ハハ…」
神菜の目には、笑いすぎて涙が出てる。
そんなにヘンかな?
「幼稚園児ちゃうねんから、もうちょっとマシに書かれへん?笑」
そこまで言われた、私の絵のヘタさ。