その恋、あと3センチ
コンコン
「どーぞ」
「失礼します」
あれから時間を潰し、掃除を終えて来た。
「ん、来た」
「…お久しぶりです」
なんだかちょっと、恥ずかしい。
ほんとは、ぎゅって抱きつきたいけどそんなこと出来るわけもなく。
いつも通り向かい側の席へ座る。
「久しぶり」
「…どうして今朝いなかったんですか?」
「ちょっと出張だった。さっき帰ってきたとこ」
出張……
忙しそうだな。
「先生、あの……」
「ん?」
言っていいのかな?