その恋、あと3センチ
「…………………おお!
よかった、よかったな!」
「はいっ!全部先生のおかげです!
ありがとうございますっ」
「いや、桜が頑張ったからだよ」
先生はそう言って私の頭を撫でた。
私、春からこの大学に行くんだ。
「あらあら。遅かったから心配したのよ。
受かったのね」
するとお母さんがそう言って来た。
「お母さんっ、うん!」
「おめでとう、桜。
先生、本当にありがとうございます」
「いえ、こちらこそ。
桜さんが頑張っていたから合格出来たんですよ」
ああ、本当に。
よかった。