その恋、あと3センチ




「サク、寂しかったんですよ〜」



「あはは、ごめんね」



「んもぉ〜」



必死に猫をかぶる。





「サクちゃん」



「あ、ごめんなさぁい。
少し失礼しますねっ」





「わかったよ」






カツカツ、ヒールが鳴る。










「ごめんねサクちゃん、休憩遅くなって」





「大丈夫ですよ〜ありがとですっ」







私は休憩室に入った。








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