爆発まで残り5分となりました
プシュー……
どこからかそんな音がして、私はすぐさま音源を探した。
そしてそれが、先生が持っていたスプレーによるものだと、気づいた瞬間。
「うっ……」
不意に体に力が入らなくなって、バタンと体が崩れる。
頭がくらくらして、手も足も動かせない。
ぼおっとする意識の中で、横になっている朱美と轍の姿が目に映る。
これは……一体、何なの。
もしかして、毒ガス……?
嫌だよ。そんな……私、まだ、死にたくない。死にたくない。