爆発まで残り5分となりました
必死に涙を拭い、私は呟いた。
「もう、泣いてないよ……」
私は壊れた空に向かって、無理に微笑んだ。悠真が、そこにまだいたような気がして。
そして、徐々に視界が暗くなる。
視界を埋めるぐらい大きな群青色の破片が、ゆっくりと降下してきていた。
それを見た途端、突如眠気に襲われて、私の視界がぐらりと揺れた。
地面に倒れ込むと、そのまま意識が地面に吸い込まれていく。
君のいた世界が、
目が覚めても、続いていますように。