年下でもいいですか?
「会社でのコーヒーのこともそうなんだけど、
このお酒も作って貰ってばかりで。
それに、気使ってくれてるでしょ?」

「そんな事はないけど、
前の三課でもお茶組みはしていて、好みじゃないと怒る人もいたからもう癖になったただけで。」

「そうだったんだ。
飲み会はなんで断ってるの?
あ、言いたくなかったらいいんだけど。」

「昔から一人で飲みに行ってたのもあるし、
飲み会にもなるべく参加してたんだけど、
10年付き合ったらしき人が嫌がって...それから行かないようになりました...」

「らしき人って...?」

「10年の間にだんだん会わなくなって、年に一回も会わなくなったので別れました。」

「普通会うでしょ?」

「仕事が忙しいとかばかりだったので。」

「変なこと聞いちゃってごめん。
思い出しちゃったよね?」

「もう過ぎたことなので。」

「みんな気にしてるんだ。
一回飲み会来ない?
俺の横にいればいいから。」

彼女は驚いた顔をしているが、
俺は何か変なこと言ったのか?

「だったら...
一次会だけでもいいですか?」

「いいよ。
って今日はプライベートなんだから砕けてよ。」
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