悪魔くんとナイショで同居しています
「……奏ちゃん。奏ちゃん」
「うわぁ、びっくりした!何、なに?」
昨夜はお母さんがアーラの話ばかりで、なかなか寝かせてもらえなくて……
寝不足のままぼんやり登校していると、後ろから次咲くんに声をかけられた。
うわぁ……なんかニンマリ笑ってるけど。
相変わらず不気味だなぁ。
「ご、ご機嫌そうだね……」
「そりゃあそうさ。昨夜、いいものを目にしてしまったからね」
あ、そう……。
それが何なのか興味は無いけど、聞き返した方が良さそうな雰囲気だ。
「えーっと、どうしたの?」
次咲くんは待ってましたと言わんばかりに目を輝かせた。
「見たんだよ!昨夜、コンビニの前で奴と奴が大喧嘩をしていたんだ!」
奴と奴……?
ごめん、全く分からないんだけど。