悪魔くんとナイショで同居しています




「……奏ちゃん。奏ちゃん」

「うわぁ、びっくりした!何、なに?」



昨夜はお母さんがアーラの話ばかりで、なかなか寝かせてもらえなくて……

寝不足のままぼんやり登校していると、後ろから次咲くんに声をかけられた。



うわぁ……なんかニンマリ笑ってるけど。

相変わらず不気味だなぁ。



「ご、ご機嫌そうだね……」

「そりゃあそうさ。昨夜、いいものを目にしてしまったからね」



あ、そう……。

それが何なのか興味は無いけど、聞き返した方が良さそうな雰囲気だ。



「えーっと、どうしたの?」



次咲くんは待ってましたと言わんばかりに目を輝かせた。

「見たんだよ!昨夜、コンビニの前で奴と奴が大喧嘩をしていたんだ!」



奴と奴……?

ごめん、全く分からないんだけど。




< 65 / 360 >

この作品をシェア

pagetop