好きが涙に変わって溢れてく。
あちこちに飛び散るボタンに私は目を大きく見開く。
そして明菜がニヤリと笑うと、1人の女が不良たちに向かって言った。
「やっちゃって」
恐ろしい程の寒気が襲う。
ぞわぞわと身の毛がよだつ。
これから一体何をされるのか、考えただけで震えが止まらなかった。
3人が、一斉に私に襲いかかってくる。
「嫌っ!何するのよ‼離して‼」
抵抗しても、すればするほどどんどん制服がボロボロに破られていって、カッターシャツの隙間から素肌が現れていた。
「やめてってば‼嫌ぁ‼」
両手を床に押さえつけられ、スカートのホックを無理矢理外されてそのまま脱がされる。
そんな光景を楽しそうに見下ろしている明菜達。
涙が溢れてきて止まらなくて、もうどうしたらいいのかわからなかった。
「大丈夫。俺らあんたの体には全く興味はねぇから。ただちょっと写真撮るだけだよ」
泣き喚く私の耳元で、優しくそう呟く。
少しでも安心させようとでも思ったのか、私にしてみたらそれは更に地獄に突き落とす言葉だった。
写真を撮る……?
いつの間にか女の片手にはインスタントカメラが握られていて、シャッターチャンスを待ちわびているようだ。
頭の中が、真っ白になる。
「どうする?下着は?」
そして仰向けになっている私の姿は、もはやカッターシャツを着ている意味はなく、下着姿となっていた。
「やだ……やめてよ……っ離してよぉ……っ‼」
震える体。恐怖と悔しさでいっぱいで、体力も奪われていく。
まさか……ウソでしょ?
お願いだからって、期待したって全て無意味。
闇に閉じ込めようとするのならば、とことん地の底へ。
それが、彼女たちのやり方。
「もちろん、全部脱がして」
夢だと願っても……それすら所詮夢。
「いやぁ―――‼‼」
――私の叫び声はもう、誰にも届かない。