あの非常階段をのぼったら、君に好きだと伝えよう。
―――――キーンコーン………




そんなことを思っている最中に、昼休みが終わる予鈴が鳴った。




「次…数学だ…。」




いつもの代わらぬ平凡な時間なのに、何故かやる気がおきず、久しぶりにサボることに決めた。





何処で時間を潰そうかと、先生に見つからないように校内を歩いていたらあまり足が向かない旧校舎に、この日はなぜか足が進んだ。





この直感的な選択が自分の未来を変えるとも知らずに。


< 2 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop