【短】出来た想い


『だって!貴方が彼女ばかり見るから!』





取り乱したように彼女が叫んだ。


男性の方は、じっと睨んで低い声でいった。




『俺言ったよな?お前とは付き合えないって。』




『でも、でも好きなの!』




なんで私は他人の修羅場を見せられているのだ。


もう、行ってもいいかな。いいよね。



よし、と歩き出したら男性に腕を掴まれた。





『まてよ、俺お前が好きだ。

俺のこと知らないだろうけど、これからお互いを知っていけばいい。』




『しょうき!』


彼女が、叫んだ。多分彼の名前だろう。



『えと。。。』



困惑してる私に彼女は、睨むように言い捨てた。



『しょうきはね、貴方には勿体ないくらいかっこいいの。

いい加減な気持ちで返事しないでよ。』





『はぁ。』





私はどうするべきなんだろう。


そう思っていると、この場に似つかわしくない明るい声がした。





『おはよー!』



私の名前呼びながらてを振り走ってくる、部活の先輩。



こちらにきて、どうした?っと、首を軽くかしげた。







そして、すべてを悟ったというように軽くうなずいた。







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