恋愛体質
雪菜《1-8、1-8、、あっ、ここか。》

?「おはよう、英語科の人?」

ウェーブがかかった髪型が特徴の控えめそうな子が話しかけてきてくれた。

雪菜「おはよう!うん、
1-8なんやけどここで合ってるんかな?」

?「合ってるよ。
誰も来んけん、一人でなんか焦ってた。
わたし矢田茉莉花(やだまりか)。
よろしく。」

雪菜「わたし、本庄雪菜。
雪菜って呼んでね。」

茉莉花「雪菜はどこ中やったん~?」

雪菜《良かった。
とりあえず話せる子おった~。》







入学式が始まり、校長先生や生徒指導の先生、上級生がステージでマイクを握って話している。

雪菜《話長いな〜、退屈。
早よ終わらんかな。》

教頭「それでは新入生代表で挨拶を、
1年8組神崎ルミナさん、お願いします。」

ルミナ「はい。」

「あの子、めっちゃかわいいな!」
「キレー!」
「新入生?大人っぽいなー!」

すらっとした長身に整った顔立ちの神崎ルミナはその容姿から、周囲をざわつかせた。

ルミナは凛とした表情でステージに上がり、新入生代表挨拶を始めた。

雪菜《めっちゃ綺麗な子~!
あんなすごいスピーチしてる子が同い年で同じクラス?
てか、
どっかで会ったことがあるような、、?》
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