ヘタレな貴方と強がりな私


自分が作ったかのように
奈津は小鳥遊くんに
料理の説明をしている
それがまた、面白い


早く食べなさい、と
何度か言っても
私の言葉は
耳を通過している様子
小鳥遊くんも苦笑いして
奈津に早く食べちゃおう、と言ってくれた


いつもより
遅く食事を終え
急いでお風呂に…と、思ったが
ここで駄々をこね始めてしまった



「そうちゃんと、はいる」


『何を言ってるの?お母さんと入るの』



食事でさえ
小鳥遊くんに面倒をかけているのに
これ以上、面倒をかけられない
でも、奈津は頑として曲げなかった

頑固なのは私の性格
こうなったら私もお手上げだ



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