ヘタレな貴方と強がりな私


次の連休、実家に帰る
本当に帰るのかと思うと怖い


「それにしても、トントン拍子だね」


小鳥遊くんにプロポーズされ
実家に挨拶に行きたいと言われたと
すでに話していたが
次の連休になったと話すと
莉子は口に入れていたお茶を吹き出した


「優奈はそれでいいの?」


莉子に改めて言われたが
本当にこれでいいのか迷う
小鳥遊くんと一緒にいたい
でも、結婚となると話は別だ

それに実家に帰るなんて
考えてもみなかった


『怖い気持ちもあるけど…彼がいると大丈夫って思うんだよね』


その言葉に莉子はいいなー、と
大きなため息まじりに言った

そしてその連休
莉子も別れた旦那さんと子供に会う予定だ

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