ヘタレな貴方と強がりな私
“話がしたい、連絡して”
“連絡しないと、保育園に行くから”と
半分脅しをかけ
拓也は私に名刺を渡し、去って行った
残された私と小鳥遊くん
説明してよ、とニコッと笑った小鳥遊くんの顔が怖かった
拓也とのこと
結婚、出産…浮気、離婚
そして今、シングルマザーだという事を話した
迷惑をかけてしまい
巻き込んでしまった以上
隠すわけにはいかないと、判断した
いや、隠して
もし小鳥遊くんに知られたら
その方がまずい気がしたからだ
「で、どうしたいの?戻るの?」
『まさか、嫌だよ』
「なら、そう言えばいいだろ。俺、この前言ったよね?俺の事、使って、て」