僕が彼女を殺すまで


結局、この休憩のせいで同窓会は会場設営が終わらないまま始めることになってしまった。

しかし、いざ始まってみると会は円滑に進み、予定通りの時間でお開きとなった。

一部のメンバーはそのまま二次会へと流れ、僕も誘われはしたものの、空気を読んで断った。

何しろ僕には友達がいない。

参加したところで場に馴染めず浮くだけだ。

そんな僕に、彼女は不服そうな顔を向ける。


「なんで来ないの?」

「僕は君ほど社交的ではないからね」

「何それ、意味わかんない。
私、君が本当はすごく楽しい人なんだって知ってるんだからね」

「人違いでもしてるんじゃない」

「あははっ!そんなわけないよ!」


そう言って笑いながら、彼女は僕の肩に腕を回す。

そしてそのまま連行するものだから、数人のクラスメイト達から訝しげな視線を投げられた。
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