大空へ向かって
「おはよ…。」
「おはよぉ♪♪」
麗美には、大事な友達が居るもんね…。
だから、大丈夫…。
アメリが教室に入ってきた。
いつもなら、麗美に一番に話しかけて来るのに…。
来なかった…。
でも何故か、安心している自分が居た。
アメリは 栄助の事を、どうおもってるの??
栄助は アメリの事を、どうおもってるの??
二人が両思いなんだったら、温かく見守ってあげたい…。
でも、何か違うよね…。
麗美は まだどうしよもない位…好き。
だから、簡単に現実を受け止めれるはずが無い…。
―昼休み。
麗美は 涙をこらえるのが、限界になり 屋上に行った。
昼休みの屋上は 人が居ない。
だから、一人で泣ける…。