シンデレラに憧れて


ベッドの中
甘い余韻にひたりながら
彼の胸の中で色々な話をして

総務の中西さんに誘われた
お勉強会の話になった。

「それっていい話だね。うらやましい」
本気で言われてしまった。

「頭の悪い私には無理だよね」
寂しそうに言ったら
弘樹の手が伸びて私の口をむにゅっと引っ張る。

「痛い」

「無理じゃない。美佳ちゃんならできる」

手を離して額にキス。

「やってごらん。やってみてダメならやめたらいい。挑戦する気持ちが大切だよ。僕でわかる事なら教えてあげる」

たしかに
賢い弘樹がいるとオニに金棒。

「参加してみようかな」

「うん。応援するよ」

そうだね。
挑戦するだけしてみよう。

バカな私だけど
後ろ向きになって
決めつけてはいけない。

少しでも弘樹に似合う女の子になりたい。

色んな事を吸収したい。




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