ダントツ!!16番人気の翔馬くん extraステージ
あっ…


俺の定位置…フェンスを背もたれに膝を抱えて座り込む如月…。


やっと見つけた…



俺は頬を綻ばせながらゆっくりと歩み寄ると、その横にそっと腰を下ろした。


『だれぇ?』


あっ…


俺…泣かしちゃった?


ん~でも…


俺は膝に顔を埋める如月の頭をポンポンと叩いた。


『俺。』


そしてバッと顔をあげた如月を見つめながらフッと笑みを零した。



つづく…。

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