水玉模様
あたしの事、好きだって言ったのは…何?

嘘…なの?

「何で…?」

じゃぁ何で、好きだなんて言ったの…?

何で、キスなんてしたの…?


「ごめん……。」

何で、謝るの…?


予想もしていなかった篠田くんからの言葉に、あたしは何も考えられなくなっていた。


「…なんで?」

「……。」

「ねぇ、なんで⁈」

「……ごめん…。」

もう…わけがわからなくて、泣きたくなんかないのに、泣くしかなかった…。


「ごめんだけじゃ、わかんないよ…!」

「…ごめん。今は、話せないんだ…。」

「何で謝るの⁈ちゃんと…説明して…!」

「…。」

乗るはずだった電車が行ってしまった後、あたし達は夕陽に照らされていた。

それが何故だかあたしを余計に悲しくさせて、この切ないオレンジ色に溶けてしまいたくなった。

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