ダブル王子さまにはご注意を!



昔作ったオリジナルキャラを思い出しながら描いてみた。


描いてる時は本当に楽しくて、構図を考えるところから、どんな色にしようか。どんな効果を使おうか。いろいろ試すだけで夢中になれる。


プロと比べられるレベルじゃないけど、久しぶりに描いたとしてもなかなか上出来と自画自賛。


「うん、結構いいんじゃない?」


さっそく香織に縮小したイラストを送ってみたら、
【お~みかんちゃんじゃん! 懐かし~】
に続いて
【久しぶりのわりに結構描けてるね】
とのお言葉を頂いた。

【そういやあんたのイラストに触発されて小説書いたりしたけど、今じゃ黒歴史だわ】


画面の向こうで苦笑いしてるだろう親友が安易に想像できた。


【そうそう。私らの高校生の頃はケータイ小説がブームだったし】

【そ~ウチらも目指せ書籍化! って盛り上がったもんね~】
【カオが文章で、私が表紙や挿し絵描く! って意気込んでたよね】


懐かしい昔話に花が咲く。香織はケータイ小説から趣味で小説書き始めて、大学時代まではサイトに投稿してたけど。私と同じ目に遭って止めたんだった。


ま、親友の贔屓目もあるかもしれないけど。描いたものが褒められるのはやっぱり嬉しい。


(そうだよ……否定して貶すよりは、まだ認めた方がいいよね)


自分が駄目だ駄目だと思い卑屈になり続けたって、良いことなんて一つもない。自信過剰は論外だけど、まずは自分のことを自分が認めないと。


< 158 / 235 >

この作品をシェア

pagetop