私は貴方に、叶わない恋をした。【続編】
「…はい。すいません」
日程表を受け取とろうとしたー…が、先生の手が紙から離れない。
「え?」
とまどい、先生の目を見てしまう。
ドクン。
やっぱり、まだ目を合わせるのはー…
パっと目を逸らした。
「加藤が学校を休んでる」
「!」
なんで…
「知ってるのか?」
先生がそんなこと聞いてくるの?
「高熱を出して寝込んでるらしい。加藤は確か、一人暮らしだったよな?」
だから、なんでー…
「…そうみたいですね」
もう先生と話していたくなくて、無理やり日程表を引っ張ろうとするが離れない。
「先生…!」
もういい加減離して!!
「…これ、加藤に渡しといて。休んでる間に配布されたプリント」
「…え?」
身体に力だ抜けた瞬間、先生の手からも日程表が離れた。
「加藤の担任に頼まれたんだ、渡しに行けないから代わりに行ってくれって。でも、俺が行くと余計に熱が上がるかもしれないだろ?永井、頼んだぞ」
数枚のプリントを渡すと、先生は行ってしまった。
「…なんなのー…」
先生がわからない。
というか、私が過剰に意識し過ぎてるのかな?
「でも…」
これで、ヤスのマンションに行く理由ができた。
良かったー…