純愛小説家
でも…。


「っていうか。宥、夜型じゃなかった?」
「んー…」
「昼間になんて、書いてなかったよね」
「夜も書いてるよ」
「冷蔵庫も。やたら食材揃ってるし」
「俺、料理するし」
「けど。前は面倒だって、水くらいしか入ってなかったよね」
「…若い頃?」
「今も充分、若いけど」
「マジで?」


余韻に浸る暇もなく、琴音の質問攻めにあって…。


「宥。茶化さないでくれる?」
「茶化す?俺は答えてるだけだよ」
「だって…」
「琴音は。わかってて、俺に言わせたいだけだろ?」
「!」
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