純愛小説家
そう考えると。
出会いの一つ一つにはちゃんと意味があって、通り過ぎて行くだけの人達が大半かもしれないけど。

現在(いま)じゃなくても、未来(さき)に繋がってるのかもしれない。

三嶋との出会いが、そうのように。

何ひとつ。
無駄な出会いなんて、無いに等しいのかもしれない。

きっとこれは、三嶋と出会った時から決められていたことで。
この事を気づかせるために、三嶋との出会いがあったんじゃないかと。

そう思わされる。

俺が本当の意味で、大人になるために。
そこに、近づくために。
その出会いが用意されていたんじゃないかと…。

だからこそ、俺はあの頃、三嶋に惹かれて。
こんなにも長い間、忘れられずにいたんだろう。

俺にとってのキーパーソン。

なくてはならない。
特別な存在(ヒト)…。

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