俺様副社長のターゲット
「朱里、明日、休めよ。」


「ん~、わかった。これから用意するから13時ぐらいでいい?」


「俺のマンションに来れる?」


「あ~、わかった。」


「朱里、待ってるから。」



煌太の電話が切れた。私はソファーに凭れ、目を閉じた。



「はぁ~、疲れてるのに。」



大きな溜め息を吐いて、私はソファーから立ち上がった。先ずはお風呂に入りに向かった。


昨日はあのまま寝てしまったから。



「よし!」



私は気合いを入れて出掛ける準備を始めた。
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