夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
『怖くて、怖くて…。
でも、誰にも言えなくて…。
死にたくない。
独りにしないでって…叫んでた。
そしたら、アンタが優しくするんだもん。
いつもは面倒臭そうにあしらうクセに、
あの日に限って「なんか、あったのか?」って…。
あんな風に優しく頭を撫でられたら…。
嬉しくて、切なくて…。
気持ちが抑えられなくなって、辛かった。
あんなに嫌いだった男に抱き締められて、
初めて温もりが心地良いって…感じた。』
……んだよ。
ちゃんと、覚えてたんじゃねぇか…。
何で、覚えてないフリ…したんだよ。
怖かったんだろ?
独りになりたくなかったんだろ?
ずっと傍に、俺は居てやったのに…。
あんたが呆れるくらい。
下手くそなキスして…。
不器用に抱き締めて頭を撫でて…。
死ぬまで、傍に…居てやったのに……。