夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】

……
………。


「リディア、俺はあんたに下剋上を申し込む。」

「あんたから白金バッジを奪って…。
俺があんたの上に立ってやる。
……。文句、あるか?」


思ってもみなかった。
リディアさんとヴァロン君が対立するなんて。


「……いいわ。
勝負よ、ヴァロン。全力で来なさい。」


何故?…何故、ですか?

ヴァロン君を受け止めてあげられるのは…。
ヴァロン君が優しく包んでほしいのは、
他の誰でもないリディアさんなのに……。

リディアさんだってそうだ。
誰よりもヴァロン君を見て、傍にいた。
彼の気持ちに気付いていない筈がない。

お互い大好きで求め合ってるのに…。
何故、離れ様とするんですか…?

……
………。
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