スーパー丸尾ブラザーズ
「ふみ兄、わたしは心配してるんだよ」
「なんで?」
「だって裕貴くんに拒否されて、風馬くんに先を越されているんだよ」
ふみ兄は笑って言いました。
「何の話だよ」
「ふみ兄が大人になれないんじゃないか、心配してるの。
20歳まであと3年しかないんだよ」
ふみ兄は抱っこしてくれました。それでわたしのほっぺをつんつんします。
「俺は、名菜の方こそ大人になれないんじゃないか心配だよ。
もう3年生で抱っこしてもらってる人はいないんだよ」
「5年生になるまでは子供でいいって、松川さん言ってたよ」
……あれ、そんなことは言ってなかったかな?まあいいや、忘れちゃったから。
「お前の松川さんも、ろくなこと言わないな」
クラスの中で、こうしてお兄ちゃんに抱っこしてもらってるのは本当にわたしだけだと思います。
だけどいいんです。高校生のお兄ちゃんがいるのも、クラスでわたしだけだからです。
「なんで?」
「だって裕貴くんに拒否されて、風馬くんに先を越されているんだよ」
ふみ兄は笑って言いました。
「何の話だよ」
「ふみ兄が大人になれないんじゃないか、心配してるの。
20歳まであと3年しかないんだよ」
ふみ兄は抱っこしてくれました。それでわたしのほっぺをつんつんします。
「俺は、名菜の方こそ大人になれないんじゃないか心配だよ。
もう3年生で抱っこしてもらってる人はいないんだよ」
「5年生になるまでは子供でいいって、松川さん言ってたよ」
……あれ、そんなことは言ってなかったかな?まあいいや、忘れちゃったから。
「お前の松川さんも、ろくなこと言わないな」
クラスの中で、こうしてお兄ちゃんに抱っこしてもらってるのは本当にわたしだけだと思います。
だけどいいんです。高校生のお兄ちゃんがいるのも、クラスでわたしだけだからです。