スーパー丸尾ブラザーズ
「名菜、祥平起こしてこなくていいの?
もうすぐタイフーンレンジャー始まるんでしょ?」
タイフーンレンジャーは、毎週日曜日の朝7時半から始まります。
だからタイフーンレンジャーが始まる前に、ねぼすけのちい兄を起こすのがわたしの役目でしたが、ちい兄はタイフーンレンジャーを見るのをやめました。
「ちい兄、タイフーンレンジャー見るのやめたんだって」
「あらそうなの?」
ちい兄がタイフーンレンジャーをやめてしまったのはとても寂しいけど、わたしはいつかこんな日が来ることをわかっていました。
なぜならちい兄は大人になる途中だからです。
タイフーンレンジャーは子供が見るやつだから、大人になる途中のちい兄は、もう見なくなってしまったのです。
「名菜はタイフーンレンジャーまだやめないの?」
「来年になったらやめるよ。だって一年経ったら最終回だもん」
もうすぐタイフーンレンジャー始まるんでしょ?」
タイフーンレンジャーは、毎週日曜日の朝7時半から始まります。
だからタイフーンレンジャーが始まる前に、ねぼすけのちい兄を起こすのがわたしの役目でしたが、ちい兄はタイフーンレンジャーを見るのをやめました。
「ちい兄、タイフーンレンジャー見るのやめたんだって」
「あらそうなの?」
ちい兄がタイフーンレンジャーをやめてしまったのはとても寂しいけど、わたしはいつかこんな日が来ることをわかっていました。
なぜならちい兄は大人になる途中だからです。
タイフーンレンジャーは子供が見るやつだから、大人になる途中のちい兄は、もう見なくなってしまったのです。
「名菜はタイフーンレンジャーまだやめないの?」
「来年になったらやめるよ。だって一年経ったら最終回だもん」